転職活動には、求人数が多い時期やライバルが少ない時期など、有利なタイミングがあります。
求人数、採用率、職場環境など、時期によって自分のキャリアや働き方が、大きく変わることもあるので慎重に見ていきたいです。
では、転職に向いている時期はいつなのでしょうか。
今回は、薬剤師の転職に適した時期を3つご紹介します。
それぞれの時期のメリットや注意点、転職活動のコツなどを詳しく解説します。
薬剤師の転職に関心のある方は、ぜひ参考にしてください!
1月~3月
1月~3月は薬剤師の転職活動をする最適な時期だと言えます!
その理由は以下の4つです!
①薬剤師の求人が増える!
この時期は、年度末に向けて薬剤師の求人が増える時期です。
4月入社を希望する企業や病院が多いので、薬剤師の採用ニーズが高まります。
企業の競争率が上がり、良い待遇の求人を見つける事ができるかもしれません。
②新年度から入社できる!
1〜3月に就活を始めることによって、新年度の4月入社が出来ます。
4月は人事異動や新卒入社などで職場の雰囲気が変わる時期です。
例えば、同期や先輩との交流を深めやすく、研修や歓迎会などの機会が多くあります。
時期的にも、区切り良く仕事を始められるので、より職場になじみやすい環境で仕事を開始できる事が良いです。
3.責任あるポジションに就けるチャンスがある!
多くの薬局、病院などでは、4月から新年度が始まるため、期の最初から働き始められます。
新しい事業計画や目標に沿って仕事を進められるため、新規の取組みに関わったり、責任のあるポジションに付けるチャンスがあるかもしれません。
いいポジションに着けば自ずとモチベーションが高まり、最高の環境下で仕事をスタート出来ると思います。
④ボーナス最大限受け取る事ができる!
4月に新たな職に就く場合、以前の雇用先から冬のボーナスを受け取り退職する事が出来る可能性が高いです。
逆に、新しい職場では、ボーナス算定期間が初めから働けることが多いため、ボーナスの削減を回避できることが出来ます。
たとえば、前の職場で12月にボーナスをもらい、3月に退職し、新しい仕事では4月から働き始めると、冬のボーナスの算定期間が始まっているため、減額されない可能性があります。
7月~9月
実は、7月〜9月も転職活動を始めるのに、最適な時期でもあります!
7月〜9月は、以下のようなメリットがあります。
①この時期も薬剤師の求人が増える!
この期間は秋採用の時期です。
企業が4月に新卒者を採用し終えた後、7月〜9月にかけて、中途採用に注力する傾向があります。
事業拡大により、中途採用で即戦力を求める企業や下半期の人員強化を目指す企業などが、この時期に中途採用に本格的に取り組みます。
それにより7〜9月は求人数が増加する時期でもあります。
この時期には、ポテンシャルを重視する求人が増加する傾向があります。
また場所によっては、区切りが良く、人の異動があるタイミングでもあるので、受け入れ態勢が整っている時期でもあり、転職活動を始めるのに適したとてもいい時期でもあります。
②実はライバルが少なく、年収アップのチャンスがある!
7月から9月は求人数が増える傾向にありますが、薬剤師の転職志望者はピーク時に比べて相対的には少ないです。
しかし、求人が増える一方で薬剤師の転職志望者が少ないと言うことは、競争倍率が低く、希望の求人に内定を得る可能性が高まります。
薬局や病院も常に人材不足があり、すぐに即戦力が欲しい場合、年収条件を引き上げるなどの対策をとっているところもあります。
そのため、7月から9月は年収向上の転職がしやすい時期と言えます。
③仕事の区切りが付けやすく辞めやすい!
秋入社する場合、前職の仕事の区切りが付きやすいと言う利点があります。
ちょうど真ん中の時期なので一度業務が整理され、新しい企画や目標が立てられる時期でもあり、非常に区切りが良く辞めることが出来ます。
また、職場の同僚、上司ともスムーズで円滑な退職になる可能性が高いです。
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